てんぷす助産院最初のお産

2022年3月2日(39週4日)、その日はやってきました。

予定日が近づくにつれ、もう一回妊婦健診あるかなあ、その前にお産になるかなあなんて感じていて、朝7時すぎ、陣痛7分ごとだという連絡にすぐさまおうちに向かいました。

今回3人目のお産、始まればきっと早いだろうと考えていたのですが、おうちに到着するとまだまだ余裕な表情で笑顔もみられ、上の子たちのお世話をしたり家事をしたりとあくせく動いてる。

いざ陣痛が来るとしっかりとお腹は張っていて、確実にコンスタントにきている。でも内診(指を膣内に入れて子宮の出口がどのくらい広がっているか診察すること)してみると赤ちゃんは出口が届かないくらいまだ高いところにいる。サポ-トの助産師を今すぐ呼ぶかどうか迷うところ・・・

お産する場所にシーツや物品を整えていると、9時すぎ、「破水した」の声に一気に進むと確信。すぐにサポート助産師にかけつけてもらうよう伝える。どんどん強くなる陣痛の波、どんどん狭まる間隔。

そして9時52分、元気な男の子が誕生しました。お願いしていた助産師仲間も間に合ってほっと一安心。

家族みんなで喜びを分かち合う姿に、とても幸せなひとときを共有できたことに心から感謝です。

無事に自宅出産のサポートができたこと、初めて自分が責任をもって担当させてもらえたことに気持ちが高揚して涙がでました。

一番頑張ったママと赤ちゃん、パパ、お兄ちゃんたち、通訳の京子さん、ドゥーラのダイアナ、助産師仲間のえりこさん、みわさん、ふみえさん、みんなのサポートの力があって成し得たなと感じてます。

お産の奇跡。そこに至るまでも奇跡。

私のできるすべてで、これからもご縁ある方のサポートをさせてもらえたらと思っています。

関連記事

PAGE TOP