ゆいクリニックでMy助産師

ゆいクリニックに就職するために、沖縄に移住して今年で12年目。

3年前、私が助産院を開業したいという気持ちをクリニックの院長である島袋史先生に伝えたときは、ちょっと残念そうな、でもなんとか納得?笑という感じだったけど、認めてくれて本当にありがたかった。

でも、嘱託医として先生との協力はかかせないし、クリニックで働くことも好きなので、どちらもうまくやっていきたいと思い、現在もクリニック勤務を継続している。

オープンシステムという、お産する場所を借りて助産院管理でお産を取り扱うという方法がある。ゆいクリニックも以前は受け入れていたが、最近はあまり行われていない。ただ、この助産師にサポートしてほしいと願う妊婦さんたちは少なからずいるので、それが助産院の助産師さんの場合は話し合いをして受け入れていたりする。

ゆいクリニックに通院する妊婦さんで、私に担当してほしいという方は担当できる。指名料という料金は発生するが、勤務外の時にも呼び出してもらい、サポートできる。

どこで産むかという選択も大事だが、もしかしたらそれ以上に誰と産むか、誰にサポートしてほしいかということも大事だと思っている。

私の子どもたちのお産は、1人目はゆいクリニックでお産したが、みんな同僚であり、誰が担当になるかなあと想像しながらその時を待った。2人目は自宅出産だったので、担当の助産師さんが初期から産後までずっと1人の助産師がみてくれた。このふたつの経験から、断然、継続してみてもらえることのほうが心地よく、ささいな変化にも気づいてくれて、嗜好もわかってくれて、一緒に妊娠・出産・産後を伴走するような感じだった。

助産院をしていくことのよさに、ずっと関係が続いていくという喜びがあると思う。ずっと担当し、そしてお産が終わってもその後の育児も時々みさせてもらえたり、ママ友としてお付き合いしたり、会えなくても連絡を取り合ったりできる。そういう繋がりが続いていくことが私は好きなのだ。

助産院で産むという選択でなくても、クリニック内でも担当できるので、希望の方がいたらぜひご連絡くださいね。

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