妹が先月(2022年7月下旬)お産した。妹のお産について、ブログに書こうと思うまで少し時間がかかった。
てんぷす助産院の初めてのオープンシステム(ゆいクリニックの場所を借りて、助産院としてサポートすること)でお産のサポートをすることになった。がしかし、お産は緊急帝王切開という形でのお産だった。本人が納得していて、受け入れていれば、ひとつのお産の形として素晴らしいと思っている。ただ、私自身はサポート不足や指導不足があったのではないかと反省した。しかし、やはり一番は陣痛の痛みに対しての恐怖心が強かったんだろうと推測した。妊娠経過の中で、身体の状態はいたって健康的に経過していて、子どもの頃から身体が丈夫な妹であることも分かっていたから、その経過にはこちらも問題意識を感じることはなかった。でもメンタルとしては、不安があったんだろう。お産の怖さを漠然と感じていることは知っていたが、徐々に心が開いていくと思っていたが、妹はそうではなかったのかもしれない。
家族のお産のサポートの難しさ。ついてあげたいけど冷静な判断ができるのかという葛藤もあった。まだまだ頭の中は整理しきれずにいるけど、少しずつ消化しながら、それを私は私で助産師としての糧にしていきたいと思う。
今は二人の産後の経過を見守りつつ、順調な母乳育児のサポートに勤しみたいと思う。