9月下旬、Hさんの自宅出産をお手伝いしました。
Hさんは、今回3人目のお産。今回初めて自宅出産をしたいとのこと。上の子たちのお産の経過も早く、また上の子たちがいることからも自宅のリラックスした環境で子どもたちと一緒に迎えたいとのこと。健康的で穏やかな印象のHさん、快く引き受けました。
妊婦健診は定期的なクリニックでの健診がありますが、それ以外は自宅健診。自宅だと待ち時間もないし、リラックスした心持ちで健診を受けられます。
順調な経過のHさん、37週に入り、少しずついつかな~とその時を待ってました。
予定日を3日過ぎた午後4時頃、おなかの不規則なはりが始まったと連絡がありました。いつも夜中に産気づくと話していたのですが、今回はお昼からきたみたい。でも到着してみると陣痛がきているときにもまだまだ余裕な表情。1時間ほど様子をみていましたが、夕食も準備したり食べたりしたいだろうし、私たちは一旦外出して夕食をとって戻ってくることにしました。
夜7時頃に戻ってみると、少し痛みが強くなった様子。でもまだ余裕なので階段の上り下りを提案してやってもらいました。徐々に強くなってくる陣痛。上の子(4歳)は大人たちと話したりママのおなかの音を聞いてみたりとはしゃいでいます。下の子(2歳)は眠ってしまいました。
そして夜9時過ぎ、ベッドサイドに立って腰を押しているといきみ感がでてきて、頭が見えてくるときに膝たちになり、つるんと赤ちゃんはでてきてママに抱きあげてもらいました。赤ちゃんも元気、ママもとても美しく恍惚とした表情、パパも涙し出産を喜びあう姿にしばし感動を味わいました。
ほどなくベッドサイドからみんなで支えながらベッドに横になってもらいました。次は胎盤がでるのを待ちます。胎盤も無事にでて、出血も問題なし、お産が終了しました。
翌日からは毎日産後の健診に伺います。日に日に回復するママ、母乳の出もとても順調で、赤ちゃんの体重も一旦減少(生理的体重減少といいます)したあと順調に持ち上がっていきました。
Hさんはお料理が得意で、妊娠中に一度パンを焼いてもらいました。産後も回復したらパンを買いたいなと思っていたのですが、2週目健診ではそれができるよーと順調な回復で、また焼いてもらいました。次は1か月健診。元気にしてるかな、会えるの心待ちにしてますね~